
健康な加齢(Healthy Aging)を目指して
―胎生期からの成長・成熟・老化の機構の研究―
公益財団法人
健康加齢医学振興財団
理事長挨拶

健康加齢医学振興財団は、1987年(昭和62年)に成人血管病研究振興財団(理事長:岡本耕造 京都大学名誉教授)として創設され、2018年 (平成30年)健康加齢医学振興財団(理事長:井村裕夫 京都大学名誉教授)に改称された公益財団です。
国民病とも呼ばれてきた克服すべき主要疾患は、時代と共に変遷します。飢餓や細菌感染症の時代、戦争・自然災害・事故などに影響された時代、癌や高血圧・脳卒中の時代、肥満を基盤とした高血圧症、糖尿病、脂質異常症による動脈硬化症と共に、これらをリスクファクターとする認知症に代表される高齢化の時代が始まっています。
我国は戦後の復興、高度経済成長を経て国際的には先進国として認められる時代ですが、少子高齢化社会を迎えています。それは疑いも無く、胎生期から高齢期までの健康な加齢(Healthy Aging)の医学研究推進が重要な研究課題となっていることを意味しています。
創設以来40年の迫る公益財団法人健康加齢医学振興剤団は、変遷する疾患に対する時代の要請にこたえHealthy Agingを科学し、国民に還元・奉仕する医学研究における顕彰活動と研究助成事業に尽力しています。
健康加齢医学振興財団の活動へのご理解とご支援を心からお願いします。
公益財団法人 健康加齢医学振興財団
理事長 中尾 一和
(京都大学名誉教授)
財団の主な活動
(公財)健康加齢医学振興財団の主な活動を紹介します。
健康加齢医学振興財団は、加齢と加齢による疾患の成因、治療、予防などの研究に対して援助・支援を行って、これら研究の振興を図り学術の発展に寄与することを目的とした公益財団法人です。その目的を達成するために、下記の3つの事業を中心に活動しています。


寄附のお願い
みんなで築こう健康長寿社会
現在我が国では急速に少子高齢化が進んでおり、出生率と高齢化の比率は世界一となっています。しかも、政府は巨大な公的債務を抱えており、今回の新型コロナ・ウイルス感染症対策で、それは一層増加していて、研究費の増加は難しい状態となっています。
そうした中で何よりも大切なことは、一人でも多くの人が健康な長寿を全うできるよう努力することにあることはいうまでもありません。しかし同時に周囲の人々の健康への努力を支援すること、自助とともに共助も、また極めて重要であります。
財団では、健康な加齢の過程を解明し、それとともに発症する病気の防止の研究を推進することによって、少しでも社会のお役に立ちたいと考えています。この財団の目指すところをご理解頂き、ご寄附賜りますようお願いいたします。
以上の趣旨に賛同し本財団に対して支援資金をご援助頂く場合は、下記の(寄附通知書)からプリントアウトのうえ、所要事項を記入し、財団事務局までご送付くださいますよう併せてお願い申し上げます。
なお、お寄せいただきました寄附金については、法人税法、又は所得税法上の優遇措置が受けられますので詳しくは、下の(寄附金控除について)でご覧ください。
